二学期、長かったですね。お子さんの自信の水の補充が追いつかなくて、苦労された方も多いのではないでしょうか。
心のコップも自信の水も、急には大きく沢山たまるようにはなりませんから、焦らず着実にいきましょう。
私も、娘が高校を卒業するまでは、毎年のように冬休みに入ると、ホッとしていました。
反動で自分へのご褒美と称した無駄遣いも随分したものです(遠い目)。
さて、去年の今頃はどうだったかというと、息子は就職先が決まったものの本人の希望する職種ではなくテンション低め&娘は大学を休学して独学で試行錯誤しながら、専門学校への転学を考え始めた、という感じでした。
どちらも大丈夫かな〜?とは一応思っていましたが「コンプリメントがあればなんとかなるだろう」と根拠のある自信でやってきました。
親の会の頼もしい運営、おまえちゃん様のお誘いで、みんチャレを開始。トレーニングノートを復活させたことも良かったです。
結局、息子は仕事にも慣れて、辞めずにそこそこ元気で働いています。
こんな仕事…と思いがちな息子に、役に立つ仕事というインプットとコンプリメントはかけました。
こんな仕事、とか、安い給料(確かに安い)、などと親が言っていたら、今のようには働けていないと思います。
人に喜ばれるいい仕事、働いて、税金払って、家にもお金を入れてくれて、本当にすごいことだと言っています。
冷たい目で見られることもありますが、心には入っているはず。
中1で不登校だった娘の方は秋学期から専門学校へ入り、大学は来春で退学することになります。
森田先生にお話した時に「もったいないね、両方はできないの?」と言われましたが、スケジュール的に無理ですし、本人がもはや親の言うことなど聞かないので言っても無駄。仕方ないですね、ハハハ…と返事をしました。
娘は秋入学から目をみはるような努力で、ほぼ完璧な成績を取って3か月を終えました。
非常に採用人数の少ない会社に入ることを目指しているので、並の努力では無理だと頑張っています。
中1の不登校から高校を出るまで約5年。常に朝は「今日は起きられるのか」と気をもみ、神経をすり減らして生きてきた私だったのですが、もう何の心配もなくなりました。
好きなことなら、こんなに楽しそうに、一生懸命やれるんだなぁ…と驚きます。
ただ、それも「中学高校と苦労しながらも頑張って学校へ通った」経験があってのことです。
そうでなければ、今の学校でのストレスを乗り越えていけなかったと思うのです。
自分のやりたいことと合わない大学で悩んだのも「入ってみなければ分からなかったから、意味があった」と本人は話しています。
学費のことを考えれば、大学を選択する前に専門学校を選ぶことはできなかったのかな、と思うのですが、全く考えなかったらしいので、仕方がない…親は働くのみです。
私は半年のトレーニングと再トレ、再々トレで、合計一年ほどの添削を受けました。それが、本当に一生ものの学びになっています。
7年間ずっと使ってきたし、今も役に立っているし、この先もずっと使えるでしょう。
森田先生には感謝しかありません。コンプリメントトレーニングを受けていなければ、自分たちはどうなっていたか…娘は家にずっといて、私は一生世話をする生活になっていたかもしれません。
そして、親の会の皆さんも、孤独になりがちなトレーニング中に随分支えていただきました。
先生は先生で頼りにするとして、生徒同士で励まし合うことも必要だと感じます。
X(旧Twitter)では最近トレーニングを受けているお母さまのポストが増えてきて、とても心強く頼もしく思っています。数年前まで、ほとんど何もなかったのですよ…。
あと3年くらいは情報発信を頑張って、もっとコンプリメントの素晴らしさを多くの方に知っていただきたいです。
3年後というのは、娘が就職して、私もちょうど〇〇歳となり、コンプリメント10年ということで一区切りかな、という感じでぼんやり決めています。
今、取り組んでいらっしゃる方は、その頃、お子さんが順当な成長に戻られていて、余裕のコンプリメントママさんになっているはず。
広報活動にしっかり協力してくださっているに違いない、と信じております。どうぞよろしくお願いしますね!
そんなわけで、今年一年、お付き合い本当にありがとうございました。
来年も一緒にコンプリメントに励んでいきましょう!