今年最後の勉強会。子どもさんへの呼びかけをされるということで、いつもよりは少し参加者が少なめの60名弱でした。
zoomで顔を出して、森田先生とお話するというのは、普通に考えてまぁ無理だよね…と私はいつも思っています。
娘も「zoomに出られるんなら、学校へ行く方が楽じゃない?」なんて言いますし(出たことはありません)、先生ご自身も画面に出られる子はもう登校できると思われているようです。
もし出られなくても、善意の第三者である森田先生の言葉が心に作用して、登校へのきっかけになる可能性は大いにあるので、利用できるものは欲張って利用していきたいですね。
以下、今回私が感じたことを記録しておきます。
「学校へ戻るのが正しい」
今回、何度かおっしゃった言葉です。戻すことができるから、そう断言できるのです。
「学校へ行かない自由がある、そう自分で思うのはいいが、責任は取れないのだから、それを人にいいふらしてはいけない」
私も不登校に関するいろいろなご意見を目にしますが、学校へ行かなくてもいいと言える人はある意味すごいと思います。
10年20年後に「言う通りに学校へ行かせなかったら引きこもりになった」と訴えられたら、どうするのだろう? と人ごとながら心配になります。
責任など取れるはずもないのだし、芸能人など発言力のある人は本当に考えてほしいと思うのです。
不登校で私はなんとかなったけれども、あなたのお子さんがなんとかなるとは限らない。それが真実だと私は思っています。
「自分の良さに気づくことが大事」
「これからは自分の力で自信の水を入れていかなくてはいけない」そんなお話がありました。おそらくお子さんが聞いていることを前提としておっしゃったのだと思います。
最初は親の協力が必要ですが、一生親がコンプリメントしてくれるわけでもなく、やがては自分で自信の水を入れていかなくてはいけません。
大人でも自己肯定感、自己有用感が低いことで、苦しい思いをされている方は多いので、これはとても大切なことと感じました。
これに関して娘に考えを聞くと、親(つまり私!?)の見方は偏っているし客観的ではない、他者に見てもらうのがいい、ということで、なんかショック…聞かなきゃよかったです。
まぁ、親がアテにならないから自分でどんどんやっていくわ、ぐらいの勢いで、良いと思います…(涙目)
冬休みは電子機器の使い方が大切
「電子機器の使い方を失敗すると、始業式からまた行けなくなる」
悩ましい電子機器問題、それぞれのご家庭で制限の進め方が違うと思いますが「必ず話し合いをして、ペナルティも決める。決めたら子どもは守る。守らないのは親」これは前々から言われていることです。
私も、子どもはきちんと守っているのに、勝手にオマケしたり緩めたりしそうになることがよくありました。
何がきっかけか忘れましたが、ブレると子どもが苦しむということが分かり、厳しいのも愛情と自分に言い聞かせるようにしました。
厳しいといってもただの約束で、緩めようとしてしまうのを我慢しただけだったのですが。
電子機器は気をつけるようにおっしゃっていたので、今日ご覧になれなかった方は再確認しておいた方がいいと思います。
5分でも過ぎると依存に戻るとか…怖い話もされていました。どうせ今だけの話ですから、約束は親子共にがんばって守っていきましょう。
まとめ
森田先生の言われる「日本中の子どもたちが自信の水不足」というのは本当に感じます。子どもだけでなく大人もそうなので、大人になれば自信の水がたまるというわけでもないのです。
我が家は現在、家族全員が自信の水いっぱいで楽しく暮らせていますが、娘の不登校を経てコンプリメントトレーニングを私が受けなければ、今の家族の姿はありませんでした。
本当は不登校に限らず、子どもがイジメをしているとか、自傷行為をするとか、薬物などに依存しているとか…そんな悩みを抱えている親御さんにも、広く学んでもらえたらいいのになぁと思います。
森田先生のご体調があまりすぐれないそうで心配ですが、年末年始ゆっくりお休みいただいて、お元気になっていただきたいです。
それでは、また!