【不登校】コンプリメントトレーニグで再登校できたら

コンプリメントトレーニングを受けて登校しても森田先生に報告しない方が多いということでちょっと驚きました。そういえばアマゾンのレビューもしない方が多いと前にうかがったこともあります。確かに皆さんがレビューしていれば7倍8倍の数になるはずだな、と気づきました。

「お金を払っているのだから、登校するのは当然」だとすれば「子どもが再登校して嬉しい親の気持ち」には何を返すのでしょうか。

森田先生のブログはのちにリンク切れになることがあります↓

「文章が苦手だから」「面倒だから」「忙しいから」「自分ひとりくらい報告しなくてもいいだろう」色々と理由はあるでしょうが、もしかすると再登校を主目的としている方々なのかもしれません。

お母さん(お父さん)が頑張って、お子さんが再登校されたのは確かに喜ばしいことですし、親御さんの努力のたまものです。しかし、自分さえ良ければという考えが頭のどこかにあると「利他とは何なのか」が実感として分からないので、親の心からの言葉としてお子さんに伝えることや、インプットすることが難しいです。

コンプリメントトレーニングは不登校の克服を過程のひとつとし、やがて他者のために動ける大人に育てていく「子育てのトレーニング」であることを考えると、再登校から一歩進んで「では他の人のために自分ができることは」を考えていくことは大切です。

私自身も子どもが不登校になる前は自分(と子ども)が良ければ…他の人のことはなんかわからないし…と考えていましたが、コンプリメントトレーニングを受けて森田先生への経過報告を繰り返し、何か情報発信でお手伝いができないか苦労してみることで、ようやく子どもに利他心について伝えられるようになり、本当の学びを得られました。

経過報告をすると…
森田先生に喜んでいただき、親自身に自信の水が入る。
活用していただき、他の親御さんの目に入ることで希望を与えられる。
書いているうちに自分の考えがまとまり、今日一日の登校に有頂天にならずに、明日からさらに気を引き締めていこうと思える。
書くと自分の記憶に定着する。

何より自分のためになることを知っていただきたいと思います。
私は6年近く経った今でも、再登校した日のことを映像のように思い出せますが、それは森田先生に当日メールを書いて送ったからです。書いていなかったら多分ほとんど覚えていないでしょう。嬉しい日なのに記憶に残らないのは寂しいものです(子どもも多分あまり覚えていないでしょう)。

たとえば受験で合格したらすぐに学校や塾の先生に報告して感謝を伝えたり、一緒に喜んでいただいたりするのが普通ですし、再登校した報告をしないってどうなんだろう…というのが正直なところですが、大切なことなので後回しにせず、記憶に残っているその日のうちに、ぜひ森田先生に経過報告をしてくださいね。