【不登校】待つことは大切だけど、よりどころあっての話

森田先生のコンプリメントトレーニングは日々進化していますので、私の受けた2016年当時と今とは違っていると思います。興味をお持ちの方は、ぜひ森田先生のブログ・メルマガ・資料請求・電話相談などで、最新の情報を集めてくださいね。

コンプリメントトレーニングを受けてから、けっこう大変だったのは「待つこと」です。

生まれた時から「早く早く」で育ててしまったため、子どもに考える力が培われず、私には常にイライラがつのり、悪循環になっていました。

森田先生のトレーニングを私が受けて1か月、中1の娘が再登校し、今から思うと狂喜乱舞…したのですが、そこからの試練はなかなかのものでした。

最初はもちろん朝から登校できません。遅刻や欠席の毎日です。

何限から登校するか、学校へはきちんと電話連絡するきまりがあり、こちらとしては内心「早く」決めて欲しいわけです。しかし、布団の中で時間割の紙を見ながら10分、20分、30分…。

これまでの反省から「早く」とは言わないように「連絡の都合があるから何時までに決めてね」「昨日より少しでも早い時間に登校するんだよ」「遅刻しても登校」などなど、笑顔を作ってサラリと言っていましたが、今となってはそれがよかったのかどうか、わかりません。

最初の2、3か月はほとんど毎日この状態で、正直参りました。

森田先生に相談していれば良かったなぁと思うことのひとつです。

今からでも「あの時どうすればよかったのか」聞きたいくらいです。

当時は自信の水不足から、何をするにも考えるにも、時間がものすごくかかっていました。

自分から考える力がつくまでは、目の前に楽な進路があると「それでいいや」と考えて選択、結局合わなくて少し困る、ということもありました。

しかしそれも仕方ないのでしょうね。

今の娘はというと、考える力も頭の回転もめちゃくちゃ早くて、私は完全に負けています。

自信の水は人間の活動の源ですが、見える動きだけでなく、考える力の源でもあるんだなぁと感じました。

考える力って見えないけれど、確実に育っていくものですね。

コンプリメントがあるから「そのうち考える力がついてくる」と、私もかろうじて待てていましたが、その心の支えがなければ、とても見守るだけの子育てなどできなかったと思います。

お子さんが不登校で、ただ信じて見守っている親御さんはしんどいのではないだろうか…

本当にそれでいいのか、見守り続けて学齢期を終えることになっても構わないのだろうか…

そんなことも考えます。

コンプリメントトレーニングはたしかに大変ですが、何もよりどころなく待つよりはずっといいような気がするのですよね。